H ジノー族(基諾族)
 ジノー族の祖先が三国時代の諸葛孔明の軍隊に取り残された家来であったという伝説がある。
 主にトウモロコシ、豆類を栽培したり、狩を行ったりすることで生計を立てています。ジノー族が中心として住む雲南省景洪県は有名な普耳茶の産地でもある。

 ジノー族の特徴的であるのは、子と父がりしとり式に神話的祖先まで名をたどれる「父子連名」のシステムをもっている点である。

居住地域 雲南省景洪県を中心に
人口 1万8022人 (90)
言語 チベット・ビルマ語派のジノー語


G ラフ族(拉鈷族)
 ラフと言う名は「ラ(虎)を狩し虎肉を食す(程の勇敢な人々」の意味があり。
 ラフ族は結婚前の恋愛は比較的自由で、祭りなどで男女が交互に歌を取り交わす(対歌)習俗が見られる、ラフ族は一般的に他民族とは通婚しない。 また、ラフ族は万物に精霊の存在を認め、多神を信仰する。

居住地域 雲南省山地
人口 約41万 (90)
言語 チベット・ビルマ語派のイ語群に属し


F ヌー族(怒族)
 ヌ(怒)ー族は歴史的に怒江と関係が深く、かなり早い時期から怒江の峡谷一帯に居住する民族集団であった。

 ヌー族は農耕を主体としたトウモロコシ、そばなど雑穀類を主食として、村落は大きくて四十から五十戸、小さくて十戸程度です、婚俗については交叉イトコ婚が重視され、外甥は優先的に叔父の娘を妻とする権利を有した。無文字社会であったため、神話や歌謡などの伝統が豊富に保ちされており、宗教は自然崇拝、祖先崇拝を基本とする多神教を信仰してきた。

居住地域  雲南省西北地方
人口 2万7千人 (90)
言語 チベット・ビルマ語派




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