E ヤオ族(瑶族)
 ヤオ族は主に山地で焼き畑耕作を行いながら中国の南から東南アジアに移動を繰り返してきた。そのため、現在のヤオ族には、文化・言語の異なる人々が含まれる。
 ヤオ族は古くから漢族との接触あり、漢族の文化の影響を多く受けている。家族、親族の組織も漢族の父系的な親族イデオロギーを受容しており。盤・趙・李・ケなどの姓がある。
居住地域  貴州、湖南、広東、広西、雲南
人口 213万人(90)
言語 ミエン諸語


D プイ族 (布依族)
 ブイ族のもとで旧暦六月六日の祭りが最も重要な行事である。一部の地域では、新婦が初生児の出生をもって婚姻の確定と見なし、それまでは夫婦が別居する習俗。期間を終えて夫方に定居するときにゲンカオとよばれるマゲを被る儀礼が行われる。
 他には、同姓婚、異性養子などの婚姻習俗もあります。 布依族はモチコメ製品が大好物である。
居住地域  貴州
人口 254万8294人 (90)
言語 タイ系緒言語の北方群に属する。


C タイ族)

 タイ族といえば、伝統的な新年の祝祭である「抜水節」について紹介されることが多い。それとともに竹楼、孔雀舞、上座仏教もタイ族特有な文化要素である。

 近年、観光開発が大規模に進められ、昆明〜景洪間の定期便が毎日多く飛んでおり、国内外から大量の観光客が殺到している。景洪近郊のタイ族料理のレストランで観光客に呈しされるタイ族の「孔雀舞」などの民族舞踊や「抜水節」のパフォーマンスは、観光文化として演出されたものである。


居住地域 雲南省を中心に居住する
人口 102万5400人 (90)
言語 南西タイ諸語




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