杭州の歴史

簡略杭州史
春秋 越の国の都
五代 呉越の国の都(893-978)
京杭大運河(北京から杭州まで)開通
南宋 都(1127-1280)。中国の政治経済の中心地
マルコポーロが杭州を訪れ、17年も滞在
現在 浙江省の省都

 
            杭州は秦の時代に、始皇帝が銭塘県を設置したからはじまり、隋の時代から杭州と呼ばれようになった。
        隋煬帝が杭州と北京を結ぶ京杭運河を開通させてから、中国の南北をつなぐ重要な交通と貿易の中心地となりました。9世紀から14人の皇帝もここに都をおきました。13世紀末、この町を訪れたマルコ・ポーロは「世界でもっとも美しくて華やかな都市」とほめ称えたといいます。
        そのため、杭州には岳廟、霊隠寺など多く歴史名所が残っています。杭州は、山、湖、泉、庭園に囲まれた2000年以上の歴史を持つ”中国の六大古都の一つです。


西施の彫刻
杭州の町


杭州の文化
  杭州は古くから多くの文人墨客を育てました。最も有名なのは唐代の大詩人白楽天、宋代の詩人・散文家蘇東波。二人とも杭州の官吏になったことがあります、彼らの名にちなんだ「白堤」、「蘇堤」は今杭州の観光名所になっています。杭州のシンボルである西湖にまつる西施の伝説や詩など今なお深く人々の心に残されています。