岳廟(がくびょう)

           岳廟は宋の時代、将軍岳飛(1103〜1142)の墓があるところ。岳飛は宋代、金との戦いの名将である。彼は金に奪われた江南の地を奪回しようとしたが、投降派の秦檜の陰謀にはまって毒殺された。後に冤罪は晴れて、ここに記念の廟が建てられた。
           
 
             廟の西側に岳飛と息子の岳雲の墓が並ってある、墓の手前にある4体の鉄像は岳飛を毒殺した秦檜とその妻ほか2名、後手に縛られひざまずく像が生々しい歴史ののひとコマを物語っている。